新人看護師

新人看護師の離職と、その理由についてなすびーが思うこと。

こんにちは、なすび―です。

さて今日は、
新人看護師さんはなぜ辞めてしまうのか?
について書きたいと思います。

新人看護師さんは心当たりがありすぎると思いますが、実際に今まで記事に書いたことがありませんでした。

そもそもの問題点について、今日は考えてみたいと思います。

新人看護師の離職理由を調べてみた

新人看護師が職場に定着しない理由は何でしょうか?

その調査結果によると、以下の理由が挙げられます。

・基礎教育終了時点での能力と、現場で求められる能力のギャップが大きい
・現代の若者の精神的な未熟さや弱さ
・個々の看護職員を『認める』『褒める』ことが少ない職場風土
・不規則な勤務による労働負担の大きさ
・現場の看護職員が新卒看護職員に教える時間が不足している

他にも、

・新卒看護職員が看護の仕事の魅力を感じにくい状況がある
・新卒看護職員を計画的に育成する体制が整っていない

などがあるとのこと。

参考にしたのは、『2004年新卒看護職員の早期離職実態調査(日本看護協会)』です。

上記はわかりやすいようにざっくりまとめただけなので、もっと詳しく知りたい方はリンクから見てみてください。

新人看護師の離職とその理由について思うこと

上記の調査結果を見た時にまず思ったのは、
職場が新人看護師を育てる体制ができてない時点でダメじゃない?
ってことです。

入ってきた新人看護師を育てないことには、人手不足な職場に人手なんぞ増えません。

教育体制ガッタガタの地盤の上に立っている新人を、褒めることもなく認めることもなく、先輩によって言うことが違うダブルバインドで手足を縛った上に、あれができないこれができないと責め続けたら、立場の弱い新人なんてあっという間に奈落の底まで落ちますよ。

当たり前じゃないですか。

そもそも職場の人手不足は、そんなことを長い間繰り返してきたことに一因があると思う。

・新人育成マニュアルがない
・そもそも人手不足で教育に割けるマンパワーが足りない
・新人教育を若いプリセプターに任せて、新人が育たなかったらプリごと責める

職場に以上のような問題がある限り、プリセプターより下の若い看護師たちが常に辞めたいと思っている、またごっそり辞めていくという現状は変わらないのでは?

ひとまず、一時の感情で新人看護師を含めた若い看護師をストレスのはけ口にするのは大きな損失だということに、いい加減目を向けませんかと言いたいです。

あと、『現代の若者の精神的な未熟さや弱さ』って書いてるけど、こっちのせいかよ!

「私の頃はもっと厳しくされたし、いじめもひどかった」
「私はもっと残業したけど、そんなことで泣きごと言わなかった」

とか、私の元職場のお局様も(お局専用テンプレでもあるの?)ってこと言ってました。

で、嫌じゃなかったんですか?
ツラくなかったんですか、それ。

いじめもサビ残も負の遺産みたいなもので、本来なら消えた方が世のため人のためになることじゃないですか。

お局様はツラい環境を乗り越えてきた自分を認めてほしいのかもしれませんが、そのループをまず止めようよ。もう令和だよ。

この負のループが無くなることで、例えば

① 新人看護師の離職率が減って人手が増える
② 人手が増えれば仕事を手分けできてサビ残も少なく済む
③ 仕事に縛られる時間が減ってみんなハッピー

パッと思いつくだけで、こんなことを期待できます。

こんな基本的なこと書かなくたって、本当はみんなわかっているでしょ。

新人看護師は離職後、どうするべきか

若くして辞めることは、経験が乏しい若い看護師さんに取って大きな不安になるでしょう。

『辞めた後にするべきこと』については、こちらの記事に書きました↓↓

新人看護師が職場を【辞めた後】に取るべき行動とは?私が看護師だった時、最も多く『辞めたい』と思ったのは、新人看護師だった頃でした。 ツイッター見てるとそんな人だらけですね。 ...

加えて、具体的に『辞める時の手順』については、こちらの記事を参考にしてください↓↓

自分の後悔から、看護師が職場を辞める時の行動を具体的に整理した。職場を辞めたい、働くのちょっと休みたいと思うのは、看護師さんなら無理もない話だと自分の経験からも思っています。 私が転職した時は、...

ガチで良い職場も、ガチで探せばある。
と、転職した私は気づいてしまいました。

ツラいなら心身を壊す前に、職場を見限って辞めましょう。

新人看護師育成マニュアルを軽視している職場ばっかりではありません。

ただ、育成マニュアルがあっても、教える側の看護師がアレなら同じことの繰り返しですから、転職するなら転職先の内部事情を詳しく知ってからにするのが無難です

人間関係で二度と失敗したくない人におススメできる転職サイトは、こちらの記事に書きました↓↓

ママナースの悩みを解消できる、おススメ転職サイト。看護師だった時、仕事に対する悩みは尽きませんでした。 中でも私が『働き方』について最も悩んだのは、ママナースになった頃でした。 ...

新人看護師は職場の宝

まずこのことをすべての看護師が肝に銘じましょう。

繰り返しますが、新人さんを育てることさえできたら、その新人さんの看護師人生もより良いモノになるし、成長した看護師の手を借りることができるようになるのですから。

新人さんにも、新人さんを教える立場の看護師さんにも言いたいのは、最初っからデキル看護師さんって本当に稀な存在です。

偶然そんな人が同期にいれば、不器用で要領の悪い新人看護師は比較され、最初はみじめな思いをするかもしれません。

ただ、一見『できない』と見られる新人看護師さんも、教育する立場になれば『できない新人看護師さん』の気持ちがわかって助けてあげられるようになります。

ツラくて転職した後に、新しい職場が合って嘘みたいに能力が開花することがあります。

人間関係もそうだし、いる科によっても向き不向きがあります。

立場によっても、その人の見え方って違ったりするでしょ?

新人さんは、ひとつの職場で上手くいかなかったからと言って、
(私は本当にダメなヤツだ……)
自分まで自分を追い詰める必要はありません。

そして、そんなことを言ってくる人間が多い職場は、早いとこ辞めましょう。

心身を壊す前に!
なすびーとの約束ですよ。

最後に

大半の職場が人手不足で困っているのに、新人看護師さんが『辞めたい』と思い続けているのが単純にオカシくない?

そう思って今日の記事を書きました。

新人看護師時代、私も数多くのツラいエピソードがあります。

何とか乗り越えたと思った瞬間に、心はすでに限界でカラダにも症状が出始め、結局その職場は辞めました。

辞める時の話し合いで、上司が私に
「あなたが悪いんでしょ。病気の診断書もらって、病気のせいにするつもりでしょ」
と言われたこと、今でもたまに夢に見ます。

汗かいて起きて、腸が煮えくり返る思いをする。

そんな暗い感情を、なるべく多くの若い看護師さんにしてほしくないと思っています。

看護師として、「ここで働いて良かった」と思えるような職場が増えることを、看護師の端くれとして願うばかりです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。