こんにちは、なすび―です。
CMで、
「私はドコドコで、応援ナース!」
って看護師さんが叫んでいるの見たことありませんか?
今回は『応援ナース』を調べた結果、『ナースパワー』という看護師転職サイトについて詳しく知ることになったので、皆さんと情報共有したいと思います。
転職するなら、情報をいろいろ持っているに越したことはありません。
結論を言うと、
『応援ナースは人によって向き不向きがあるけれど、向いている人にはかなり役立つとっても面白い制度』でした!
その理由をご覧ください。
そもそも『応援ナース』って、何?
応援ナースとは、看護師転職サイト『ナースパワー』独自の制度です。
応援ナースとは?
人手不足によって看護師を募集している病院に『ナースパワー』を介して短期間だけ赴任し、現地の医療に寄与したり、人手不足を解消することを目的とした制度。
さらにざっくり言うと、
遠いところからわざわざ来て働いてくれる代わりに、その看護師さんにもメリットが色々ありますよ!
という制度です。
応援ナースは『派遣』と勘違いされることもあるのですが、
雇用形態は派遣ではなく、応援先の直接雇用です。
そのため、お給料は直接応援先から支払われ、社会保険も応援先で加入します。
『ナースパワー』の『応援ナース』は、勤務地により以下の4つに分けられています。
・都市圏応援ナース
・離島応援ナース
・沖縄応援ナース
・北海道応援ナース
このうち都市圏は確実に45万円は保障され、北海道の応援ナースも約45~50万円と高給与です(正看護師の場合)。
離島と沖縄もこの水準には届きませんが比較的高く、看護師経験1年以上であれば応募可能とハードルも低く設定されています。
『都市圏』と『北海道』は3年以上の勤務経験が必要です。
各応援ナースの勤務形態により少しずつ条件が変わっているので、詳しくは公式ホームページを確認してください↓↓
応援ナースになるデメリット
忙しい
応援ナースとしてどこに行くかによっても違います。
しかし基本的に人手不足の職場に行って働くため、忙しく働くことになると考えていいでしょう。
あまりにヒマな職場(そんなにないと思うけれど)に勤めていた場合は驚くかもしれませんね。
退職金・ボーナスがない
これは高給与の理由でもあるのですが……。
正社員だともらえるはずのこれらのおカネは、ほとんどもらえないと考えていいでしょう。
短期間の雇用契約なので、これは仕方ないかな。
産休・育休が使えない
上記の通り、『応援ナース』自体が短期間の雇用契約なので、これらの制度は使えません。
今後、妊娠を考えている場合や出産を控えている看護師さんは、応援ナースとして働くことは厳しいと思います。
先端医療には携われない可能性が高い
都市圏応援ナースならば、最先端の医療に携われる可能性もあるかもしれません。
しかし、離島応援ナースなど、最先端の医療が入ってきにくい地域もあります。
どこに勤めるかによっても変わりますが、「スキルアップしたい!」という希望がある方は理想と現実にギャップが出ると思います。
応援ナースのメリット
給与が高い
やっぱりこれに惹かれて応募する人は多いと思います。
地方の基本給が安い職場で正社員としてボーナスもらうよりも、同じ地方でも応援ナースとしてポンポン職場を変えて働いた方がお給料は高くなることは確かです。
正社員にも、もちろん公的保険など諸々の面でメリットはあるのですが、給料面で言えばボーナスがないことを考えても給料は高い。
私は北海道に住んでいるのですが、北海道応援ナースは約45万のお給料をもらうことができます。
同じ北海道で夜勤アリの手取りが25万くらいで働いていた身としては……。
短期間の契約で働ける
応援ナースは3~6か月間の契約と決まっています。
正社員として勤めていると、
「こんな短い期間で辞めたいって思うなんて私はダメだ……」とか、
「いつまでこんなところで働けばいいんだろ……」とか、
いろいろ悩むこともあるでしょう。
その点、応援ナースは働く期間が決まっているので、そんな悩みからは解放されます。
働く期間が決まっているということは、多少理不尽なことが起きても
「あと何か月だし、まぁいっか」
と思いやすくなり、あまりストレスを感じなくて済むのは大きなメリットだと個人的には思います。
環境が悪い職場で長年働かなきゃいけないのは、かなりストレスになりませんか?
ちなみに、働いた地域・職場が気に入ったなら、延長して働くことは歓迎されるそうですよ!
その場合は、契約期間が終わる1か月前には『ナースパワー』に相談しましょうね。
働く環境をガラッと変えられる
職場の人間関係がストレスになり過ぎて、仕事でもプライベートでも知っている人間誰にも会いたくないって思ったことありますか?
そういった人間関係をすべて切り捨てて、まったく別の場所で働けるのも魅力のひとつです。
環境を変えるって思ったより大切ですよ。
看護師の仕事以外のことをしなくていい
正社員でいると、例えば委員会だったり看護研究だったり、本来の看護師業務に加えてそういったものもすべて仕事の枠に入ってきます。
短期間で働く応援ナースは、看護師業務以外の仕事はやらずに済みます。
「他のことが忙しすぎて自分の看護ができない」悩む看護師さんの助けにもなると思います。
面接に行かなくていい
赴任する地域は、今住んでいる場所から遠く離れる場合があります。
本来であれば、採用時に面接は必須ですよね。
応援ナース制度の応援先は『ナースパワー』との信頼関係があるため、『ナースパワー』の推薦があれば電話による面接のみで済みます。
そのため電話面接の際は、不明点を解消し安心して赴任できるように、あらかじめ質問を用意して臨みましょう。
引っ越しにかかる負担が軽い
面接後、いざ採用となった後の流れの話をしましょう。
まず引っ越し先ですが、『ナースパワー』ではすべての応援先に住居の紹介、斡旋、準備を依頼しています。
応援先が手続きをしてくれるため、赴任後にすぐに入居することが出来ます。
また、寮に住む場合、生活家電一式はすでに揃えられています。
持ち物は身の回りのものと着替えのみで大丈夫という万全の体制が敷かれています。
また、引っ越しに関わる費用も応援先が出してくれますが、領収書が必要&限度額があるため、詳しくは『ナースパワー』に相談しましょう。
どんな看護師が応援ナースに向いている?
応援ナースに向いているタイプの看護師さんは以下です。
・自分の看護技術にある程度の自信がある
・環境への順応性が普通~高い
・近いうちに結婚の予定がなく、妊娠の可能性がない
『応援ナース制度』の性質上、基本的に
今後半年間のうちに自分の状況が変わると想定される場合は、応募するべきではない
と思います。
結婚はまだしも、妊娠や出産とかね。
あとは、経験1年以上で応募できる『応援ナース制度』もありますが、上記のように忙しい職場に配属される可能性が高いので、経験年数は長ければ長いほど良いとは思います。
でも、ナースパワーのスタッフさんが看護師のレベルに合った職場を紹介してくれるので、気にしすぎる必要はないとのことですよ。
新しいところに飛び込む時、多少の恐怖は誰でもあります。
その恐怖が大きくなり過ぎてそれに支配されるタイプと、
恐怖よりワクワク感など他の感情が勝るタイプの人がいると思うのですが、
前者は『応援ナース』に向いておらず、後者は適していると言えるでしょう。
そして経験上、前者はチャンスを逃しやすい……。
私は本当に心配性なので気持ちはよくわかるのですが、思い切りが必要な時も人生には確実にあるんですよね。
看護師転職サイト『ナースパワー』そのものについて
さて、ここまで『応援ナース』についてはたくさん語ってきましたが、そもそもその『応援ナース制度』がある『ナースパワー』自体はどうなのよ? ということをご紹介しますね。
ナースパワーのポイント!
・厚生労働大臣認可のサービスになって30年の実績がある
・実求人数が30年連続No.1(ダッシュ調べ2019年2月)
・登録者採用率が91.3%と高い
・年間看護師紹介数5000人を突破
・毎年2000人以上が応援ナース制度に参加
調べてみて正直、文句の付け所がないなと思いました。
厚生労働大臣認可のサービスになって30年の実績がある
大手の『マイナビ看護師』もそうですが、ナースパワーも厚生労働省が認めた優良転職サイトです。
ナースパワー自体が、看護師転職サイトの中で最も古株なので、34年の実績、ノウハウを生かしてより安心な転職が可能ということは大いに評価されるべきポイントだと思います。
実求人数が30年連続No.1(ダッシュ調べ2019年2月)
転職サイトは各職場に看護師を紹介し採用されたらその職場から求人手数料をもらうことで成り立っていますが、ナースパワーはその求人手数料が業界一低料金です。
そのため、必然的に『ナースパワー』に求人を載せる病院が多くなり、より多くの求人数を確保することができます。
登録者採用率が91.3%と高い
上記のように求人手数料が安く済むという理由から、他サイトから紹介された看護師よりもナースパワーで紹介された看護師を採用した方が安く済みますよね。
そのため職場の採用意欲も高まり、他のサイトを使うよりも採用率が高くなるのです。
年間看護師紹介数5000人を突破
数多くある求人サイトの中で最も老舗なので、その転職ノウハウでたくさんの看護師の転職を手助けしてきたという実績があります。
毎年2000人以上が応援ナース制度に参加
『応援ナース制度』は平成15年から始まったサービスなので新しいモノではありません。
そのため、上記のように応援ナース制度そのものの実績も培われてきました。
安心して使うことが出来る制度だと言えるでしょう。
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ちなみにとりあえず求人を見たらわかっていただけると思うのですが、各求人のポイントを紹介した一言コメントがとても分かりやすく、イメージが付きやすいです。
サイト自体もとても使いやすい。
すごいよ。(語彙力)
最後に
若いうちにしかできないことってあるんですよ。
少し自分語りをしますが、私は25歳で結婚し4年後には子どもが産まれました。
25歳で結婚するなんて早いねーとよく言われました。
いつかはできたら良いなと思っていた結婚ができたし、子どもも生まれて本当に良かったし、今の生活に何の後悔もありません。
しかし、独身のうちにしかできなかったはずの経験をもっといろいろしておけば良かったかなと、ふと思うことはあります。
激務の夫に子どもを任せて、一人旅には行けませんからね。笑
繰り返しになりますが、『応援ナース』は人によって使わない方が良い場合もあります。
しかし、様々な場所で色々な経験を積みたい、その地域の景色を見てみたい、若いうちにしかできないことがしたいという看護師さんがいれば、お給料を保証してくれて希望を後押ししてくれる制度であることは間違いありません。
気になることは、試した方が後悔は残らないですよ。