こんにちは、なすび―です。
今日はネタ記事です。笑
人手不足と言われまくる看護師の世界ですが、
1回の勤務につき、どれくらい人数がいてどんな動き方をすれば、仕事が楽になるだろうか??
そんな妄想をしてみました。
今日は夜勤編です。
ちなみに、
・50床満床の内科病棟。それなりに処置多め(ざっくりですみません)
・2交代制。夜勤時間は17:00~翌朝9:00、内2時間仮眠休憩
・患者の記録は部屋持ちが書く
・患者の起床時間は6時半、消灯は21時
・食事の時間帯は朝食7時半、昼食12時、夕食18時
・患者の夜間体交時間は、0時、2時半、5時半
以上の状態を想定します。
看護師の理想的な夜勤:人数は?
私は1回の夜勤に5人の看護師を配置したいです。
内訳は以下。
看護師3名:部屋持ち。1人あたり16~17人受け持ち。
他2名:フリー業務。重症患者を1名ずつ、部屋持ちと同時受け持ち。
最初、6人配置して2人でペアを組み、受け持ちの記録も半分ずつ書くって形でも良いかと思ったけれど、
『言った言ってない問題』
『やったやってない問題』
『あっちの方が仕事多い少ない問題』
などなど、考えただけでメンドクサくなったので却下しました。
相手がいると、その分相手に頼ってしまう部分が出てくるのはデメリットですね。
そこで、責任を持つ部分を、部屋持ちとフリーで完全に分担した方が良いなと思いました。
ただ、重症患者さんにおいては目と手が多い方が良いと思います。
ペア間で情報共有をするべき点を最小限にすることで、その分のコミュニケーション不足によるインシデントを減らす&重症患者への看護が手厚くできそうですよね。
部屋持ちは若手が行い、フリーは全体を見渡せる中堅・ベテランが担えば、
「今日の夜勤は乗り越えられそう!」
率がより高くなると思います。
看護師の理想的な夜勤:仮眠休憩はどうする?
仮眠休憩を2時間ずつ取る場合、22時からスタートしてこんな感じはどうですか?
看護師5名をそれぞれA~Eとします。
A:22:00~0:00
B:23:30~1:30
C:1:00~3:00
D:2:30~4:30
E:4:00~6:00
一人の看護師が休憩に入った1時間半後に、次の看護師が休憩に入る形です。
仮眠休憩がこの時間帯だと、少なくともナースステーションに3名の看護師はいられることになります。
夜間の体交時間も看護師が4名いる時に行えば、一人一人の負担も軽減されるでしょう。
看護師の理想的な夜勤のポイント
私が思うポイントは以下の2つです。
・部屋持ちフリーと連携をとり、やるべき業務を分担して時間を作り出す。
・フリーはナースコール対応、食事介助、口腔ケアなどできる業務を率先して行う。
理由は、部屋持ちが記録を終わらせられるようにするためです。
夜間の記録て、しばしば膨大な量になるじゃないですか。
しかも、朝食を配膳した後などの忙しい時間帯に事件が起きると、そこからその記録を書かなければならなくなったりもします。
それが、なるべく全員が定時に帰れるようにするコツだと思います。
しかし、無理な時は無理だ。
それが人の後に関わる看護師という職業……。
結論:夜勤の看護師人員を増やしてほしい
特にフリーの看護師人員を増やしてほしい!
私が過去に勤めていた2交代制の病院では、夜勤は看護師3人で行っていました。
整形外科病棟だったので、術後のせん妄や認知症の患者さんも多く、病棟のセンサーマットすべて出払うこともありました。
そんな状態で夜勤中にセンサーマットが鳴りまくると、1人が仮眠休憩に行っている間2人で対応するのは困難を極めます。
手足を縛るような、直接的な抑制はほぼしない病院でしたので、どうしてもそれがルート自己抜去などのインシデントの原因になる印象でした。
50人に看護師3人では、もちろん患者さんの状態にもよりますが、残念ながらすべてを同時に見切れないこともあります。
だから、この状況を2人とか1人とかで見ているところでは……。
3人だったら対応は不可能なことも、そこが4人や5人に増えれば、対応できる幅はぐんと広がるはずです。
最後に
ここまでなすび―の妄想にお付き合いいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
あーあ、
人を雇えるカネが無限に合って、看護師の労働環境もスパッと改善されて、人手不足が解消されたらなー!!
結局はそれが、転倒転落のインシデントなどなどを予防するための大きな要因になってくれると思うのですよね。
カラダはひとつしかないんだから、複数同時のナースコールに対応なんてできないし、どうしても無理なことってあるじゃないですか。
人手不足はガチで深刻な問題だと思います。
にも関わらず、辞めたい看護師さんが後を絶たないこの状況……。
看護師が働きやすい環境を作ることが、早急な課題だと思いますよ。
以上、なすび―の戯言でした。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。