2018年11月に、7年間続けた看護師を辞めました。
(その後、2020年4月に仕事復帰しました!)
こんにちは。
「なすろぐ!~とあるナースが人生を見つめなおすブログ~」運営者の、なすびーと申します。
仕事を辞めてから2年ほど専業主婦をしていましたが、仕事を辞めたきっかけであるケガ(下記の経歴参照)が治ったので、職場復帰を果たしました。
また戻ってきてしまったよー、よろしくお願いいたします。
なすびーの簡単な経歴
2011年:
看護師免許を取得。中規模病院の内科で、3交代制フルタイム勤務。人間関係はドロ沼のようでした。
2012年:
パワハラ・モラハラの嵐をくぐり抜け何とか1年頑張ったぜと思ったら、急に眠れなくなり食べられなくなり、抑うつ状態と診断される。かろうじてうつ病ではなかった。心療内科で食欲がないと話した結果、ドグマチールのお世話になる。転職を決意する。
同年6月:
命からがら転職。地域密着型の小さな病院の整形外科にて勤務。フルタイムは変わらずでしたが2交代制へ。元の職場のドロ沼に比べたら、人間関係がめっちゃ良かった。神プリセプターのおかげもあり、整形外科大好きナースと化す。
2013年:
特におもしろエピソードもなく結婚。2馬力で働き続ける。
2017年5月:
息子を出産。出産時、あと一歩のところで輸血を免れるも、出血多量で意識が飛び花畑の夢を見る(実話)。右股関節を痛めて歩きにくくなる。あぐらがまったくかけなくなる。
2018年4月:
右股関節の痛みをとるため整体のお世話になりながら、11か月の産休・育休を終えて職場復帰。
同年8月:
勤務の度に右股関節の痛みがひどくなり、業務に支障をきたし始める。
同年11月:
足の痛みをしっかり治すため、退職。
ご覧の通り、私が看護師を辞めた主な理由は「足の痛みが悪化したため」です。
もちろんそれ以外にも看護師辞めてぇなと思うことは多々ありましたけどね……。
元職場の居心地が良かったので、迷わずそちらに再就職しました。
ストレスフリー(少しはある)に働けています。
もうちょっと詳しいプロフィールの説明
私のつたねぇ面接もすんなり通った中規模病院の内科で勤め始めましたが、そこはパワハラ・モラハラの嵐でした。
主に看護主任からのそれがひどすぎたけれど、他の先輩方も私のプリセプターも、まぁ似たようなもんでしたね。
周りは全員が敵。
あの頃は周囲の全員に対して(〇ね)……失礼。
(私の知らないところで幸せになってくれ)と思っていましたねー。
何重にもオブラートに包んでやりましたよ。溶け切らなくて飲み込めないぜ。
色々ありすぎましたが入職後11か月が経ち、(あと1か月で1年かー、後輩も入ってくるな。自分頑張った)とか思っていたら、忘れもしない準夜勤務中、急に涙が止まらなくなりました。
あの夜に受け持ってた患者さん、びっくりしただろーな。患者さんのせいじゃないのに心配してくれて、「ごめんね」とか言わせてしまって、ホント申し訳なかった。
悲しくないのに涙が出る。明らかに自分オカシクなっちゃったとわかったので、すぐさま近所の心療内科に行きました。その結果、抑うつ状態との診断。
ドグマチールという薬をもらって一時期飲んでました。2か月くらいで勝手にやめちゃったけど。(みんなは絶対にマネしないでネ!)
しかし、
(こんなにツラいのに、この職場にしがみつかなくても良いよな。
本当に壊れる前に辞めてやる!)
と言う気持ちが抑えられなくなり、未熟も未熟な看護師1年半目で転職。
仕事終わりに泣きながら見つけた転職サイトで、命からがら転職を果たした、という印象でした。
その時に使ったサイトと転職体験談は、こちらの記事に書いています↓↓
勢いだけしかなかったけれど、転職サイトのおかげで何とかなった感じという印象。
そんなわけで地域密着型の小さな病院の整形外科に、ブランクなしで務め始めました。
勢いで辞めちゃって転職したけれど、かなり不安だったんですよね。看護師になって1年半って、新人みたいなもんよ。
しかも今まで一応頑張ってきた手技は、内科から整形外科に移った直後すぐに役立つモノじゃなくて焦りました。勉強することがまた山積みになったので、最初は大変でした。
でも、元職場との大きな違いは人間関係の良さでした。
みんな笑顔で話し聞いてくれるのよ。前の職場じゃありえなかったから、びっくりした。
特に私についてくれたプリセプターが神で、どんなに小さい疑問や一回教わってメモしたけれど必死に書いたせいで読めなくなった疑問点とか、訊いたら丁寧に教えてくれたのよ。
教科書で勉強した技術って、実際の手順とか細かいところが微妙に病院によって違うことがあるけれど、やり方訊いたら小さいことでも一緒に丁寧に見てくれる。
新人の1年間、どんなに必死で頑張ってもダメ出しされ続けて、
「要領が悪い」
「1回教えたことはもう教えない」
「遅いのが当たり前な新人に払う残業手当はない」
とか散々言われてきたわけよ。
それが職場変えてまた必死に頑張ったら、2か月で
「立派な戦力になってくれてありがとう!」
って新しい師長が言ってくれたのよ。泣いたよね。
この病院に骨をうずめるつもりで働いてやるぜと思いました。前より給料も良かったし。
そんなわけで結婚してからもフルタイムで働き続けました。仕事に慣れてからは、ストレスのない穏やかな生活が続きましたよ。
2017年、男の子を出産しました。その出産時に右股関節を痛めてしまい、日によっては歩くのがツラいくらいの痛みが出るように。
整形外科にも行きましたが、レントゲンなどでは骨に異常なし。
その代わり、「どうやら骨盤の開きが足の痛みの原因らしいぞ?」とわかったので、骨盤矯正のための整体に通い、なんとか痛みをなくすことに成功。
そして翌年4月、職場復帰を果たしました。
しかし仕事をするうちに、また右足の痛みがズキズキとひどくなりました。
整形外科は骨折や手術後など、若い患者さんでもカラダを支えたり体位変換したりといった業務が不可欠になる部署です。
動けない患者さんをこっちが踏ん張りながら支えてなんとか動けるようにしていくという仕事に支障が出るようになりました。
患者さんの安全を守れない。このままでは、いずれ大きな事故につながるかも……。
そう思ったことが、看護師を辞めた最も大きな理由です。
まずはしっかり足を治そうと、泣く泣く2018年11月に辞職しました。
そして、足の痛みは整体と時間が解決してくれた。
2020年4月に再・職場復帰を果たし、現在に至ります。
このブログを立ち上げた理由
看護師になってから、嬉しいこと、悲しいこと、本当に様々なことを経験しました。
今回仕事を辞めるまでにも、何度も何度も看護師を辞めようと思ってきました。
一番ツラかったのは、新人の頃です。
何もできない、何にも自信が持てるものがないのに、周りに責められ続ける。
人生で一番ツラかったと言っても、過言ではありません。
自分に至らない部分があったのは、確かです。
しかし、かなりのトラウマを植え付けられた経験であることも事実。
あの時代は、もう二度と繰り返したくないですね。
人間関係に悩んで悩んで、カラダや心を壊して辞めてしまう。それは、どの職種でもやっぱり新人に多いと聞きます。
それはまさに、あの時の私。
看護師は辞めてしまったけれど、あの時死ぬほどツラかった自分と同じ思いをしている誰かの助けになれれば嬉しいな。
そんな理由から、このブログでは主に
「看護師がツラいと感じているすべての人たちの助けるための情報」を発信していきます。
とか言ってますが、医療関連のマジメなお話から個人的に好きなモノまでなんでもアリよ。
でも基本的なスタンスはそれです。
……なーんて、エラそうに書いてしまいましたが、堅苦しいのは好きじゃない!
砕けた感じで、看護師なあなたにも、そうじゃないあなたにも、気軽に読んでもらえればと思います。
よろしくね!!
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やっぱり私は転職で仕事が楽になったので、そんな記事を多めに書いています↓↓↓
辞めたい気持ちが固まったなら、ゼッタイに転職サイトに登録するべきです↓↓↓
特に新人看護師さんにおススメな書籍もまとめてあるよ↓↓↓
なすびーのスタンス、人となりが知りたい方はこちらが良いかな?↓↓↓
最後に、このブログに目を通してくださったすべてのミナサマとのご縁に感謝いたします。
『なすろぐ!』となすびーを、これからもよろしくお願いいたします!